楽天市場の送料無料規定が正しいと思う理由

 現在楽天市場公取委と闘っております。

 3月から送料無料を基本にするとかで、その負担は出店者に求める様です。

 この規定について、出店者からは批判が出ている様ですが、消費者や市場にとって本当に悪いものなのかちょっと考えてみました。

 まず、私は楽天を使っていますが、使う理由としては、携帯やカードなども含め、楽天のサービスを使っていればいるほど買い物が大幅にお得になる事が挙げられます。

 その一方で、送料がかかる店舗も多く、店舗によっては、この商品にこの送料はありえないであろうと思われる送料を設定している事もあり、戸惑うこともよくあります。多分、上乗せしています。

 この様な状況を鑑みると、送料を店舗側に負担してもらうことで、実力のある店舗だけが残り、それ以外が淘汰されることにより、市場が整理され、Amazonに対する競争力になると考えられます。楽天も消費者も得をします。

 本来なら送料無料などという事に頭を悩ませない状況が望ましいのでしょうが、Amazonが存在するのでそうもいきません。これを許しているのも日本人と日本政府です。

 では、楽天市場を嫌って出店者がAmazonマーケットプレイスに移ることを試みたとしましょう。そうしたとしても、Amazon Primeで送料無料の価格と競争することになり、送料を差し引いた価格で売らないと競争力が持てないという事態になります。

 つまり、どちらにせよ競争力を保とうとすると、出店者や出品者がどこかで負担しているのです。しかも、Amazon Primeについては年会費を1000円ほども値上げしています。消費者に負担させているわけです。これを叩かずして楽天の苦肉の方針を叩くとは日本人としていかがなものでしょうか?

 これらの事実から、現在の楽天の方針に対するバッシングはほぼ全てが不当なものなのではないかと結論づけました。

 みなさんはいかがでしょうか。

 まとめると以下のようになります。

 

楽天市場を使うメリットと送料無料規定で期待される効果

  • 楽天の他サービス(携帯やカード等)を合わせて使うと、ポイントによって大幅に買い物が得になる
  • 送料を出店者負担とすることにより、Amazonのように配送業者に過度な負担がかかることがない
  • 出店者は楽天市場を使おうがAmazonマーケットプレイスを使おうが、どちらにせよ送料分をどこかで負担している
  • Amazonと対峙せざるを得ない現状において、力のある出店者だけが残り、送料を負担することで、配送業者と消費者、並びに楽天市場の構造がスッキリする
  • 日本の企業である
  • 三木谷さんが本多忠勝の末裔