Visual Studio 2022にはまだまだ問題点が有る

 色々良くなったVisual Studio 2022なのだが、リリースから結構経つものの、無駄に残念になっているところなどが有り、もう少し様子見するしかない。
 Visual Studio 2019ではPythonシンタックスハイライト設定機能が正常に働いていたのに、2022ではコンフィグ画面でなぜかできなくなってしまっている。Webでも同様の問題に遭遇している人がいる。
 それでもVisual Studio 2017のPython環境よりは良くなっている。
 VS2017では、python環境にインストールされたパッケージを解析してIntellisenseデータベースを作成する際にフリーズし、どうしようもなくなるという致命的な不具合があり、PythonIDEとしては適さなかった。
 運良くそのような問題に遭遇しない場合もあったが、VSの解析器とパッケージのソースの相性の問題なのか、突然遭遇し、Intellisenseが使えなくなっていた。
 VS2022では一応其のようなことはなく、仮想Python環境でスムーズにパッケージのインストールからIntellisenseデータベースの解析まで行ってくれるようだ。しかし、未知の不具合はあるかもしれない。
 VS2019から、Intellisense解析中のプログレスバーがなくなり、いつの間にかIntellisenseが機能するように仕様が変わっている。
 其の様な改善にもかかわらず、上記の様ないらぬところで不具合を生み出している2022なので、まだまだ不安であり、2019を使う。