なんとMT5に3DCGによる視覚化機能が追加される 激変箇所多数

 トレーディングプラットフォームとしていまいち国内では浸透しない(させない?)感のあるMT5だが、Build2265アップデートによって非常に良い改善が複数なされたようだ。

 個人的にうれしいのは以下の点。

  • Clang/LLVMコンパイラを用いることにより、MQL5のコンパイル速度が20%高速化
  • チャートUIのウィンドウフレーム(上のバーのところ)が若干薄くなりモダンなデザインへ。これによりチャートが広く感じる
  • 3DCGによる視覚化機能搭載w
  • SQLiteデータベースAPI追加
  • あと、このアップデートからではないが、Pythonとの統合もできるようになっていたらしい。これはでかい。しかし、簡単なレート配列の受け渡しを行うAPIぐらいしかまだ無い。やはりその他の値のやり取りにはMT4時代から行われてきたプロセス間通信等を自前で実装するしか無いようだ

 項目だけ見るとこれまで切望されていた機能が一気にリリースされたアップデートになっているようだ。

 速度面でも機能面でも段違いのMT5がこれほどまでに日本で採用されないのは違和感しか無いが、セキュリティリスクでもあるのだろうか。