GeForce Game Readyドライバー(522.25)インストール時にPCが落ちた

 GeForceドライバ(522.25)の通知が来たのでインストーラーを起動したら、途中でPCが落ちた。
 落ちたと言っても、BIOSをフラッシュし直さなければ起動できないような落ち方である。
 そんな落ち方するPCあんの?と思うのだろうが、NVMESSDやグラボやメニーコアCPUなど、発熱が激しいメニーコア時代の自作PCではサーマルスロットリングに対応した結果であるような挙動でPCが落ち、落ちるだけではなく何故かBIOSをリセット(場合によっては再インストール)しないと直らないような場合があるようだ。
 はっきりいってマザボメーカーの中の人間にしかわからない挙動で、発熱が原因であるシャットダウンを行った時の機構がおかしいと断じざるを得ないが、比較的新しいハイエンドマザボにならまず実装されているであろう、USBからのBIOSフラッシング機能を使えば大体修復可能ではある。
 しかし問題は、なぜGeForceドライバのインストール時に起きたのかということだが、原因がサーマルスロットリングだと仮定すると、特にNVMESSDに対するなにか特殊なアクセスや処理が行われていることが第一に考えられる。
 通常使用時にCPUやグラボの熱が原因っぽい落ち方はしたことがないので、この蓋然性が一番高い様に思えるものの、現在の構成ではSSDに銅製ヒートシンクを付け、マザボに取り付けたファンマウントから風を直接当て、滅多なことではサーマルスロットリングなど起きないようにしている。となると、グラボのドライバなので、GPUになにか特殊な働きかけを行い、放熱が間に合わず、熱に対応する防御機構が働いた蓋然性も高い。
 安定版の最新版でBIOSをフラッシュし直しOSが起動できるようになり、落ちることなく新しいバージョンのGeForceドライバと共に動作しているので、ドライバ自体が原因ではないと現時点では言える。

 この落ち方は、初めて遭遇した時は何が原因なのか切り分けが出来ず、SSD等が壊れたのかと思い代替品を買ってしまったり、クリーンインストールを試みたりしてしまい、経験値を得るためにかなりの時間を消費した。