処理水が本当に「処理水」かどうかわからない問題 トリチウム海洋放出において

 現在最悪の状況になっている福島原発では、海水を淡水化し、ぶっ壊れた炉心へ注入し、汚染されまくった水をタービン建屋から吸い出し、一旦タンクへ入れ、それをALPS等で処理し、トリチウム水(処理水)にしてから海洋放出したいと言っています。

 しかしこの処理水問題は、多核種除去システムがこうだから、処理水においてはトリチウム以外の核種が基準値未満しか含まれないのですよ・・・とは大衆目線からはならないのです。

 実際過去には、処理されているはずの水に基準値を超過するストロンチウム等の核種ががっつり含まれておりました。

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 しかも、トリチウム自体は発ガン性物質であり、安全な水のようなものなどでは決して無いのです。

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 原発事故ってのはこういうもんです。

 取り返しがつかないし、問題と責任がおもすぎて、とくにこの事故に関わってしまった関係者やその家族は、自分たちが犯罪者のように扱われることを恐れ、ネット等で嘘をつきまくっていることでしょう。政府とマスコミも同様です。

 戦争が起きたときに国内でも不和が起きる状況と非常に似ていますね。

 社会の何割かはクズで構成されているのだということを証明した事故でもあります。

 

 いささか非人道的な提案ではありますが、他のSNSでもちらほら見かける意見として、処理水が安全だとか言ってる原発ムラ関係者とその家族全員で生活用水+飲料水として大量に処理水を引き受け、飲み続けるべきだと思いますね。処理水の安全性(笑)の実証実験にもなり、タンクの場所も確保できます。

 海に放出しても問題ないとか言っている連中はこれぐらいできてから言えよってことです。

 

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